平成24年6月27日
ハッカー集団「Anonymous」が日本政府と日本レコード協会に対し攻撃宣言
- 高まるD-DoS攻撃への不安と問われるセキュリティレベル -
ハッカー集団"Anonymous"が6月25日に日本政府と日本レコード協会に対する攻撃宣言をサイト上に公開し、
その被害が既に発生しています。これは日本の著作権に関する法改正に対する抗議行動とされていますが、
オペレーションジャパン(#OpJapan)の名称で日本政府に対し大規模な攻撃を予告しています。6月26日夜、
実際に攻撃を受けた最高裁判所は、D-DoS攻撃によってWebサイトがダウンしました。この時、Anonymous
Japan がWebサイトの攻撃に利用したのは「HOIC(High Orbit IonCanon)」と呼ばれる D-DoSツールで、
このツールで攻撃後、ホームページ作成ツールを利用して同サイトに匿名でファイルをアップロードしています。
今年2月に米国においても、同ハッカー集団が同様のツールを用いてオンライン海賊行為防止法案などへの
抗議活動として 多数の攻撃をしている経緯もあり、今回、日本に対する政府関係の多くをターゲットにしている
事から、引き続き注意が必要になります。
<弊社の対応製品>
■ SecureSoft Sniper IPS
不正侵入検知防御ソリューションのSecureSoft Sniper IPSは外部からの様々な攻撃を検知し防御します。
D-DoSツール HOICに対しては対応する複数のシグネチャを保有していて、各攻撃に該当するシグネチャ
で検知可能です。弊社では同ツールを使った攻撃検知テストを検証済みです。
■ SecureSoft Sniper DDX
D-DoS専用対策ソリューションSecureSoft Sniper DDXは既知の攻撃は勿論、未知の攻撃も検知可能な
D-DoS専用対策ソリューションです。D-DoSツール HOICに対しては対応する複数のシグネチャを保有し、
且つD-DoS攻撃のアノマリ検知が可能です。弊社では同ツールを使った攻撃検知テストを検証済みです。
※ 詳細につきましては、下記までお問い合わせください。
〔本件に関するお問合せ窓口〕
株式会社セキュアソフト
営業本部営業グループ
TEL:03-5464-9966
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